山の果実を食べる

散歩をしていると、道の脇のスモモの実がかなり大きくなっていました。
白い花の頃は甘やかな香りがします。
古い家屋に似合いそうな少し控えめな香りというところでしょうか。
モモ、リンゴなどと同じようにバラ科の樹木です。
子供の頃、近所に大きなスモモの木があり、地面に落ちている赤くなった実を食べたものです。
味は甘酸っぱくて、スーパーで売られているプラムを小さくしたものと思えば良いでしょう。
たまに中にイモムシがいてぎょっとさせられたものです。
小学校の庭園にイチイの木があり、指の先ほどの赤い実がたくさんつきました。
少しねとねとしている甘いそれを、私達は食べました。
丸い実の中にある種がお尻の方から見えている珍しい形状でした。
野生のサクランボは、小指の先ほどなのですが、これも食べている子達がいました。
他にも、イチジク、ザクロ、アケビ、グミ、サルナシ、山クリ、クルミなどを食べたという人もいるでしょう。
また、あかツメクサの花のみつも吸っていたものです。
人によっては、オシロイバナやサルビア、ツツジも吸ったと言います。
これらは、田舎育ちにとっては当たり前のことでした。
今は、田舎の子でも、ほとんど食べなくなったようです。